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原因を知ればよ~くわかる!頭痛の特徴と発症メカニズム

片頭痛
【特徴】
頭の片側あるいは両側の、こめかみから目のあたりが、ズキズキと脈打つように痛みます。頭痛の最中に吐き気や嘔吐、光や音に敏感になるなど、痛みとは別の症状が現れることが多いです。一般的に1カ月に1~2回の頻度で出現しますが、多い人では1週間に1~2回出現することもあります。男女比でみると約1対4と圧倒的に女性に多いです。
【メカニズム】
神経伝達物質のセロトニンが大量に異常放出された後、不足することで、血管が急に拡張します。それが刺激となって血管周囲の三叉神経から炎症物質が出て、痛みとなって現れると言われています。
緊張型頭痛
【特徴】
後頭部から頚筋を中心とした頭全体が、締めつけられるように痛みます。痛みは、ほぼ毎日だらだらと続いていきます。また、肩や首のこりを伴うことが多く、目の疲れや全身倦怠感などが痛みとともに現れることもあります。男女比に差はなく、中高年に多い傾向があります。
【メカニズム】
頭から背中にかけての筋肉が緊張することでおこると言われています。不安や心配などの精神ストレスや、長時間同じ姿勢を続けることで緊張型頭痛を招きやすく、いったん頭痛がおきると筋肉の緊張がさらに増し、痛みを悪化させます。
群発頭痛
【特徴】
ある決まった時期や時間帯に激しい頭痛が頻繁におこります。片方の目の奥が激しく痛むことが特徴です。一般的に、頭痛発作は1年に1~2回の頻度でおこりますが、いったん発作が始まると、それから1~2カ月間は集中して毎日のように痛みがおこります。比較的まれな頭痛で、男女比は7対1と圧倒的に男性に多いです。
【メカニズム】
何らかの理由で体内時計が乱れ、目のすぐ後ろにある「内頚動脈」という太い血管に炎症がおこるのが原因と言われています。
鎮痛薬の使いすぎによる頭痛
【特徴】
頭痛が続くために日常的に鎮痛薬を飲み続けていると発現することがあります。もともとあった頭痛の上にかぶさり、痛みをより複雑にします。もともとの頭痛が緊張型頭痛の人にも見られますが、ひどい片頭痛に悩まされていた人に多く見られます。
【メカニズム】
鎮痛薬を頻繁に飲んでいると脳が痛みに対してだんだん敏感になり、普通であれば感じないような痛みまで感じるようになると言われています。

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