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トップページへ原因を知ればよ~くわかる![頭痛の特徴と発症メカニズム]上手な薬の服用で[頭痛に対処しましょう][Q&A](「鎮痛薬の使いすぎによる頭痛」を見過ごさないために)

上手な薬の服用で頭痛に対処しましょう


鎮痛薬を飲む時に気をつけることがあります

一般的に鎮痛薬は根本的な治療薬ではなく、対症療法の為に使用する薬なので、「3日程度を目安に使用する」と言われています。
数回(5~6回程度)服用しても症状が改善しない場合や、痛みが繰り返す場合は、専門医を受診されることをお勧めします。

鎮痛薬の服用は、1カ月10回程度までにとどめましょう

鎮痛薬の服用は、月10回程度までにとどめておきましょう。それ以上の服用は薬の依存へとつながり、さらに「鎮痛薬の使いすぎによる頭痛」へと発展する原因となります。
「10回を越えては一切ダメ」と、あまり神経質になる必要はありませんが、服用回数が増えているようならば一度、専門医を受診されることをお勧めします。

片頭痛の場合には・・・・痛み始めに鎮痛薬の服用がおすすめです

片頭痛では、頭痛が始まる前に予兆*がおこることがあります。
鎮痛薬はこの予兆段階か、もしくは軽い痛みのときに服用したほうが痛みを抑えやすいのです。
ただし、痛みへの不安から、薬に頼りすぎるのは避けましょう。服用回数が増え、「鎮痛薬の使いすぎによる頭痛」に陥る可能性があります。

※片頭痛では、人によって頭痛発作が始まる数時間~2日前までに、予兆症状(光がまぶしい・音が耳に響く・肩がこる・吐き気がする・お腹がすく・ 集中できない等)がおこることがあります。

薬は水か白湯で飲みましょう

薬は水か白湯で飲むのが基本です。
鎮痛薬に含まれるカフェインの成分が重なってしまうためコーヒーや紅茶、緑茶などカフェインが含まれる飲み物では薬を飲まないようにしましょう。

きちんと知りたい「鎮痛薬の使いすぎによる頭痛」

もともと人間の脳には痛みを調整する機能が備わっていますが鎮痛薬を常用すると、脳の調整機能が落ちてしまいます。
そして、脳が痛みに対して敏感になり、普通であれば感じない痛みにまで反応するようになります。
その結果、薬が効いている時は痛みがおさまるものの、薬の効果が切れると、また頭痛がして薬を飲み続ける状態に陥ってしまい、鎮痛薬の服用回数や量がどんどん増えていきます。

「鎮痛薬の使いすぎによる頭痛」のメカニズム

具体的な症状と鎮痛薬の服用状況(よくあるケース):
「明け方や早朝に頭全体が痛むため、毎朝、鎮痛薬を飲み続けている」
「薬の効いている時間がだんだん短くなり、朝・昼・晩と毎日3回鎮痛薬を飲み続けている」

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