皮膚トラブルの状態チェック
腰・おしりの紅斑
結果
現在の状態

腰・おしり紅斑こうはん
状態が考えれらます。

腰・おしりの紅斑

皮膚の表面に近い血管の拡張によって、皮膚が赤くなった状態を「紅斑こうはん」といいます。
アレルギーの原因となる物質や微生物が体内に侵入すると、免疫細胞(身体に備わった防御システムのようなもの)が反応し、それらを排除しようとさまざまな物質を放出します。この物質が炎症を引きおこすとともに、血管を拡張させます。
拡張した血管内では循環する血液の量が増えているものの、血管の外へは漏れていないので、指などで押すと赤みは消えます。
皮膚の表面は盛り上がらず、色だけが赤く変化しているものを「紅斑こうはん」といいますが、丘疹(ブツブツ)、水疱(水ぶくれ)、膿疱(膿をもった水ぶくれ)などの周囲にみられる紅斑はとくに「紅暈こううん」と呼ばれます。

紅斑のときに気をつけること

紅斑がみられるときには、衣服がすれるなどの刺激をなるべく避けるようにしましょう。

部位別のアドバイス

患部が腰・おしりの場合は、衣類の擦れに注意しましょう。ベルトの締めつけにも気をつけてください。

考えられる対処法について
ステロイド外用剤(塗り薬)での自己対処 医師に相談

今後の進行の可能性

  • 腰・おしりの丘疹
    丘疹 丘疹きゅうしん
    皮膚の表面が小さく盛り上がった状態で、一般に「ブツブツ、プツプツ」と表現されることが多い状態です。
    アレルギーの原因となる物質や微生物などを排除するために、リンパ球や好中球といった白血球が集まり、血管が拡張するとともに身体の一部にむくみがおきます。物理的にその部位の体積が増加するので、皮膚の表面が盛り上がります。
    直径1センチ以内のものをいい、直径5ミリ以下の小さなものを「小丘疹」しょうきゅうしんと呼びます。
  • 腰・おしりの落屑
    落屑 落屑らくせつ
    皮膚の表面に角層が異常に蓄積することで、正常な状態よりも厚くなってうろこ状の白色片を生じることを「鱗屑りんせつ」といいます。
    この鱗屑が皮膚からはがれ落ちることを「落屑らくせつ」といい、頭皮でみられる落屑を一般的には「フケ」と呼んでいます。
考えられる対処法について
ステロイド外用剤(塗り薬)での自己対処 医師に相談
外部のウェブサイトへ移動します

発症してから2週間以上経過している場合や
発症した患部が広範囲に広がっている場合は「医師への相談」をお勧めします。
皮膚科の専門医が所属されている医療機関については専門サイトをご利用ください。
これよりシオノギヘルスケアの運営サイト以外のサイトに移動します。

リンク先のサイトは日本皮膚科学会のプライバシーポリシー、利用規約が適用されます。

外部サイトへ