2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。
さらに同賞の審査委員が選ぶ
「私の選んだ一品」にも選ばれました。
パッケージデザインの3つの要素:ブランドの個性をつくる/店頭でのPOPとしての役割/使用する際の使いやすさ、それら全てを兼ね備えた素晴らしいパッケージだと思います。今までの薬のパッケージにあった懸念点を一つ一つ丁寧に解消していったプロフェッショナルな仕事だと感じました。1番必要な情報が1番必要なタイミングで目に入るように、使う人、利用シーンを想像して配置されています。店頭に置かれる薬のパッケージとしての集大成とも感じられる研ぎ澄まされたデザインだと思いました。
店頭に置かれるパッケージデザインには二つの機能が必要です。販促的情報訴求と、ブランド訴求です。その二つを両立させることはとても難しいのですが、このパッケージはとてもバランスよくまとめているなと感じました。上面のキャッチコピーの大きさ、前面から開けて目に留まる機能コピーの親切さ、制作段階での多くの試行錯誤が目に浮かびます。
グラフィックデザイナー 木住野彰悟委員
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
新パッケージは
ユーザー調査でも高く評価されました