海での皮膚トラブルに注意!
サンゴ・ウニ・くらげに
触れてしまったら?

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海水浴やシュノーケリングなど、海でのレジャーを楽しむ季節になりました。海の中には、触れると皮膚にトラブルを引きおこす生き物が潜んでいます。
今回はサンゴ・ウニ・くらげにさされたときの症状や対処法についてご紹介します。
サンゴに触れてしまったら
サンゴは、くらげと同じ「刺胞動物」の仲間です。種類によっては刺胞(毒の針が入った袋)を発射するものがあります。
触れると皮膚に強いかゆみや痛み、腫れをおこすことがあります。ひどい場合は潰瘍(皮膚や粘膜の表面が深くえぐれた状態)となり、治りにくくなることもあります。また、サンゴで皮膚が擦れて傷ができることもあります。
対処法
海から上がったら、傷口をすぐにきれいな水でしっかり洗い流しましょう。
患部にかゆみや腫れなどの炎症がみられるときには、ステロイド外用剤(塗り薬)も有効です。薬局・薬店の薬剤師、または登録販売者に症状を伝え、使用できるステロイド外用剤(塗り薬)があるかどうか相談してみましょう。
症状がひどい場合や、薬局・薬店で購入したステロイド外用剤(塗り薬)を5~6日使用しても改善がみられなかったり、気になる症状が現れたりした場合は自己判断で使用を続けず、医療機関(皮膚科)を受診しましょう。
予防法
サンゴには素手で触れたり、素足で近づいたりしないようにしましょう。マリンシューズを履くことが大切です。
ウニに触れてしまったら
磯遊びや岩場でウニを踏んでしまったり、シュノーケリング中に触れてしまったりすると、鋭いトゲが皮膚に刺さることがあります。刺さった直後から強い痛みがおこります。
ウニのトゲは非常にもろく砕けやすいため、刺さった際には多数のトゲの破片が皮膚の中に残ることがあります。トゲが残ったままになると、周囲に炎症がおこったり、しこりができたりすることがあります。
対処法
表面に出ているトゲは、ピンセットなどを使って丁寧に取り除きましょう。患部をお湯に浸すと痛みがやわらぐことがあります。
ただし、ウニのトゲは折れやすく、無理に引き抜こうとするとかえって奥に入り込んでしまうことがあります。自分で取り除けない場合や、痛みや腫れが続く場合は、早めに医療機関(皮膚科)を受診しましょう。
予防法
岩場や磯では素足で歩かないようにし、マリンシューズを履きましょう。ウニを見かけても素手で触れないようにしてください。
くらげに触れてしまったら
くらげは海でよく見られる皮膚トラブルの原因の一つです。触手に触れるとかゆみや痛みを生じ、なかには命にかかわる場合もあります。
くらげを見かけたら海には入らないようにしましょう。水中でくらげを見かけた場合も、すぐに海から上がるようにしてください。
くらげによる皮膚トラブルについてはこちらのページで詳しく解説しています。
くらげにさされたときの症状&対処法は?
海でのトラブルに備えて
- 海に入る際はマリンシューズやラッシュガードなどで肌を保護しましょう。
- 岩場や海藻が多い場所には近づかないようにし、見慣れない生き物には触れないようにしましょう。
- 海の生き物に触れて気分が悪くなった、しびれる感じがする、息苦しい、意識がもうろうとするなどの症状がみられた場合は、すぐに救急車を呼んでください。