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ステロイド外用剤(塗り薬)は
どのぐらいの量を塗ればよいですか?

塗る回数

目安は、1日2~3回。症状がよくなってきたら、「ストロング」に分類されるステロイド外用剤(塗り薬)は1日1回に減らします。より作用が弱い「マイルド」、「ウィーク」では1日2回の塗布を続けた方がよい場合もあります。

塗る量

ステロイド外用剤(塗り薬)の効果を得るためには、正しい分量を塗ることが大切です。そこで使われるのが、「FTU(フィンガーチップユニット)」と呼ばれる単位です。1FTUを基本として、患部の面積に合わせておおよそ必要な量の見当を付けます。

1FTUとは

軟膏やクリームの場合、FTUは大人の人差し指の先から第1関節に薬をのせた量のことで、約0.5g※に相当します。これを1FTUと呼び、大人の手のひら2枚分くらいの面積に塗ることができます(体表面積の約2%)。

※チューブの大きさにより異なる場合があります。
※ローションタイプの場合は1円玉大が1FTUの目安となります。

ステロイド外用剤(塗り薬)の塗る量の目安は1FTU

狭い範囲への塗り方

塗布する場合は指先に少量つけたお薬を患部にポンと置き、患部からあまりはみ出さないように、お薬がややテカる程度にやさしく塗り広げてください。擦り込む必要はありません。

少量つけたお薬を患部にポンと置きましょう。

やさしく塗る

患部にお薬をのせ、擦り込まずに、患部全体にやさしく伸ばします。表面がテカってベタつく程度、ティッシュペーパーが貼りつくくらいが適切な塗り広げ方となります。

擦り込まないようにしましょう。

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