ステロイド外用剤(塗り薬)の副作用は
どのような症状がありますか?

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ステロイド外用剤(塗り薬)の副作用として、以下のような症状がみられる可能性があります。特に顔面は副作用が出やすい部位なので注意が必要です。
- 薬を塗った部分に毛が生える/増える
- にきびやおできができやすくなる/悪化する
- 毛細血管が目立ってくる
- 細菌・真菌・ウイルスによる感染症
- 皮膚が薄くなる
- 皮膚が赤くなる
- かぶれ
など
また、軟膏やクリームなどの塗り薬の使用による副作用のひとつに「かぶれ」とよばれている『接触性皮膚炎』があります。薬効成分だけでなく、基剤として配合されている添加物が原因となっておきることもあります。ステロイド外用剤(塗り薬)はかぶれの治療に使うお薬ですが、まれに「かぶれ」ることがあります。
ステロイド外用剤(塗り薬)は「にきび」や「おでき」には使えません。ポツポツしているだけで湿疹、皮膚炎と見分けがつきにくい場合や、5〜6日使用しても良くならない場合は医療機関(皮膚科、あるいは小児科)を受診しましょう。
何らかの症状がみられたり、副作用への心配がある場合は、医師、薬剤師にご相談ください。
