おさらいしよう!
正しい洗顔方法

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間違った洗顔は肌にダメージを与え、乾燥肌や敏感肌、毛穴のひらきやシミなど、さまざまなトラブルの原因となります。毎日行う洗顔だからこそ知っておきたい“正しい洗顔方法”。今回は洗顔について、改めておさらいします。
正しい洗顔方法とは?
洗顔では、酸化した皮脂やメイクなどの汚れ“のみ”を落とします。洗顔のしすぎは、肌に必要な皮脂や肌のうるおいを保つ成分まで洗い流してしまうことも。これらを失った肌はバリア機能が低下し、乾燥やアレルゲン、紫外線などに弱い状態となり、さまざまなトラブルへとつながります。
汗とホコリはぬるま湯で十分に落とせます。大切な皮脂を守りながら、不要な汚れだけを落とす、正しい洗顔方法を身につけましょう。
- 最初に手を洗う
- 清潔を保つためにも、洗顔料をよく泡立てるためにも、まずは石鹸で手を洗います。
- 洗顔料を手にとり、よく泡立てる
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洗顔料を手にとり、細かい泡をつくるようによく泡立てます。洗顔料を利き手とは逆の手のひらにのせ、その手を少しくぼめ、利き手の指先3本で水を混ぜながらよく泡立てるのがコツ。料理で泡立てる際に使う、ボウルと泡立て器をイメージしながら行うとよいでしょう。泡立てネットを使うのもおすすめです。
- 皮脂が多い部分から優しく洗う
- タマゴ1個分ほどの大きさの泡ができたら、手と顔の肌のあいだにクッションのようにのせ、まずはTゾーンやあごなど、皮脂が多い部分から優しく洗い始めます。なるべく指が肌に触れないようにしましょう。
- 目元や口元は、泡をのせるだけ
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皮膚が薄く乾燥しがちな目元や口元は、泡をのせるだけで十分です。
- ぬるま湯で20回以上すすぐ
- 洗顔料をぬるま湯で最低20回以上はすすぎ、洗顔料が肌に残らないようにしましょう。
- 清潔なタオルで顔をおさえる
- すすいだ後は、清潔なタオルで顔をおさえるように優しく水分を取り除きます。力を入れてタオルを顔に押しつけたり、タオルで顔をこすったりしないようにしましょう。
- 洗顔後はすぐに保湿する
- 洗顔によって皮脂や保湿成分が洗い流された肌は、一時的にバリア機能が弱まり、乾燥しがちです。すぐに化粧水などで保湿するように心がけましょう。
洗顔時の注意点
- 洗顔料での洗顔は1日2回まで
- 汗をかいたり脂っぽさが気になるときは、つい洗顔料を使って洗いたくなりますが、肌に必要な皮脂や肌のうるおいを保つ成分を失わないためにも、洗顔料を使った洗顔は朝と晩の1日2回で十分です。朝は軽めに行い、肌の新陳代謝が行われる夜は念入りに行うことがポイント。普段から乾燥肌でお悩みの方は、洗顔料の使用は夜1回のみにしましょう。
- 洗顔料はよく泡立てる
- 肌に指が直接触れることや摩擦を防ぐためにも、洗顔料はよく泡立てるようにしましょう。泡をよく立てずに指で直接肌をこすると、肌に刺激を与えてしまいます。手での泡立てがうまくいかない場合は、泡立てネットを使うとよいでしょう。
- 力を入れて洗顔しない
- 顔の皮膚は非常に薄く、少しの刺激にも敏感に反応します。ゴシゴシと力を入れて洗うのではなく、洗顔料の泡を指で優しく転がすように洗いましょう。
- すすぎのお湯は32度くらいが理想
- すすぎの際の“ぬるま湯”は、肌より少し冷たい32度くらいが適温です。肌の皮脂は30度くらいで溶け出すため、30度以上のぬるま湯にすることで、皮脂を浮かしてきれいに洗い流すことができます。熱めのお湯で洗うと皮脂を落としすぎて乾燥の原因となり、冷水で洗うと余分な皮脂を落としきれずに汚れが残ってしまいます。
- シャワーですすぐのはNG
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入浴のついでに洗顔する場合、シャワーから出るお湯をそのまま顔に当てるのは避けたほうがよいでしょう。シャワーの水圧で肌がダメージを受ける可能性があるからです。また、シャワーのお湯の温度は洗顔には高すぎる場合が多く、乾燥を招く原因にもなりかねません。入浴時の洗顔は、蛇口から出るお湯の温度をしっかり調整しながら行いましょう。
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