• 薬局・薬店で相談できる皮膚トラブル

虫さされにも
ステロイド外用剤(塗り薬)を
活用する

蚊やダニなどの虫が原因で痛みやかゆみ、赤みや腫れなどがおこる「虫さされ」。

かゆみが強い場合は搔き壊して悪化するおそれもあるため、早めにステロイド外用剤(塗り薬)を使って治療することも有効です。また、あまりにかゆみが強くて我慢できない場合は、より効果の強いストロングランクのステロイド外用剤(塗り薬)で早期に症状を緩和させることが望ましいこともあります。

虫さされの原因になる虫と薬の使い分け

軽いかゆみには市販のかゆみ止め薬、かゆみが強いうえ皮膚に赤みや腫れなどの炎症がみられるときにはステロイド外用剤(塗り薬)が有効です。汗をかきやすい時期に使用する際は、ベタつかず、サラッとした使い心地のローションタイプのステロイド外用剤(塗り薬)もおすすめです。

「ローションは軟膏やクリームと何が違うの?」

また、ハチやマダニ、セアカコケグモといった毒性の強い虫にさされた場合はすぐに医療機関を受診してください。

吸血する虫

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虫の種類 ステロイド
ステロイド
受診推奨
蚊
家のなかや庭、公園、山野など、屋内・屋外を問わず、蚊はどこにでも生息しています。さされた頻度や体質などにより、さされてすぐにかゆくなる即時型反応と、1~2日後に症状が出る遅延型反応のどちらか、あるいは両方がみられます。
かゆみが強い
ブヨ(ブユ)
ブヨ(ブユ)
小型のハエのような虫で、高原や山間部の渓流沿いに生息しています。さされたときには異常を感じることが少なく、半日~1日後に徐々に激しいかゆみと赤い腫れが現れます。皮膚を咬んで出てきた血液を吸うため、内出血ができたり、赤いしこりが長く残ることもあります。
ノミ
ノミ
ネコやイヌなどのペットに寄生するネコノミが、吸血のために人をさすことがあります。血を吸われてから1~2日後に強いかゆみをともなう赤いブツブツが現われ、水ぶくれができることもあります。
ダニ
ダニ
室内でさされるダニのほとんどはイエダニによるものです。腹部や太ももの内側、脇や二の腕など、衣服で隠れている部分がさされやすく、強いかゆみをともなう赤いブツブツが現れます。数日~1週間以上にわたって、しつこいかゆみが続くこともあります。
また、野山などでマダニに刺されるケースもみられます。人の皮膚に咬みつき吸血するマダニを無理に引き剥がそうとすると、マダニの口器が皮膚に残ることもあるため、さされたとわかったらすぐに医療機関を受診してください。また、ダニの一種であるツツガムシ(幼虫)に吸血されることで発症するツツガムシ病は病原菌リケッチアによって起こり、全身の紅斑や高熱がでることもありますので、医療機関を受診してください。尚、アトピー性皮膚炎や喘息などアレルギーに関係するコナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニはヒトを刺しません。

マダニにさされた場合
咬む虫

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虫の種類 ステロイド
ステロイド
受診推奨
クモ
クモ
毒をもつクモにさされると、毒成分の刺激により、痛みや腫れなどの症状が出ます。症状の程度には個人差がありますが、セアカコケグモといった毒性の強いクモにさされた場合は、呼吸困難などの全身症状が出ることもあるので注意が必要です。咬まれたとわかったらすぐに医療機関を受診してください。
ムカデ
ムカデ
落ち葉や石の下、古い民家などに生息しています。さされた直後から毒成分の刺激による腫れ、しびれ、激痛などが生じます。ムカデの毒に対する強いアレルギー反応によりアナフィラキシーショックをおこすことがあるので、体調に異変を感じたり、呼吸困難、血圧低下といった全身症状が現われたら、すぐに医療機関を受診してください。刺されたら42~43℃の熱めのお湯で温めると毒が分解されて痛みが和らぎます。
さす虫

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虫の種類 ステロイド
ステロイド
受診推奨
ハチ
ハチ
庭の手入れやハイキングなどの際に、アシナガバチやスズメバチに刺されるケースがみられます。ハチにさされると、毒成分の刺激により、さされた直後から激しい痛みをともなう赤い腫れが生じます。
初めてさされたときは、それほどひどい症状にはいたりませんが、2回目以降はハチの毒に対するアレルギー反応によって症状が強く出たり、アナフィラキシーショックをおこす可能性があります。体調に異変を感じたり、呼吸困難、血圧低下といった全身症状が現われたら、すぐに医療機関を受診してください。
有毒の毛をもつ虫

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虫の種類 ステロイド
ステロイド
受診推奨
毛虫
毛虫
庭の手入れなどの際に、チャドクガのような有毒毛をもつ毛虫に触れることで、激しい痛みやかゆみをともなう赤いブツブツがたくさん現れます。患部を掻くと、肌にささった有毒毛をさらに擦りつけることになり、じんましんのように症状が広がります。

※ 自分の症状に適したステロイド外用剤(塗り薬)がわからない場合は、薬局・薬店の薬剤師、または登録販売者に症状を伝え、相談してみましょう。
※ 薬局・薬店で購入したステロイド外用剤(塗り薬)を5~6日使用しても改善がみられない場合は自己判断で使用を続けず、医療機関(皮膚科)を受診しましょう。

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